3月11〜13日

彼と、長崎旅行^ω^
長崎は、高校の時からずーっと行ってみたいと思っていた街。

女の一生〈1部〉キクの場合 (新潮文庫)

女の一生〈1部〉キクの場合 (新潮文庫)

私がお腹の中にいたとき、母が読んでいたという本を初めて手に取ったのは高2の時。以来、私の生きる指針となっている作品。私が遠藤文学にはまるきっかけとなった作品。遠藤周作の作品で、長崎が舞台になっているものは多い、『女の一生』もまた然り。


◆1日目◆
実は彼氏と旅行って、初めてなんだ・・・!日帰りはあったけれどね・・・。
ドタバタな感じで飛行機に乗り込み、福岡空港へ。さらにレンタカーをかり、長崎を目指す。

途中佐賀を通ったときに、「佐賀と言えば吉野ヶ里遺跡じゃん!」ということで佐賀でおりて、吉野ヶ里遺跡見てきた。本気でノープランな旅です。笑
日本史を愛している私なので、見ごたえかなりあった。一人で弥生時代を妄想し、頭部のない骸骨のレプリカを見て興奮しました。彼はというと、歴史はめっぽうダメな人なのですが、ちゃんと説明したら興味深げに見てました。写真も撮ってたし(私は興奮のあまり撮り忘れた)、楽しんでいたみたい!

夜、佐世保まで走ってもらって、本場の佐世保バーガーを食べました!!なんという美味!!!幸せ!!!



ホテルに着いたのは深夜近く。


私たちが泊まったホテルです。なんてメルヘンなっ!!!彼におまかせしたらハウステンボスにとってくれました、GJ!!私がお願いしてた露天風呂もついてるし素敵なところです。

この日はなんでか忘れちゃったけれど、彼の機嫌があまりよろしくなかったので即就寝しました。



◆2日目◆
友人にことごとく、「ハウステンボスはつまんないよ」と言われていたのだけれど、せっかく彼がハウステンボスにホテルをとってくれたので、行ってきました。

前評判が悪かったからかところがどっこい現象です。2人して楽しみまくりましたwww
春だからチューリップは綺麗だし、でっかいオルゴールには圧倒させられるし、確かに遊園地として楽しむことはできないと思うけれど、のんびりデートするには充分でした。

意外とハウステンボスに居すぎてしまい、急いで車をだしてもらって長崎市内へ。



念願だった大浦天主堂へ行くことができました。
先ほど紹介した遠藤周作著『女の一生』の舞台となっているこの教会。私はこの教会が見たくて、今回のわざわざ、長崎に行きたいと言ったのです。この教会のすぐ右隣に神学校跡があり、そこでコルベという神父についての展示がしてあったのだけれど、この人もまた、『女の一生』に登場する実在の人物です。

彼と一緒にいることも忘れ、ただただ大好きな文学の舞台に来ることのできた喜びをかみ締めたひと時でした。


そのまま歩いてグラバー園へ。

ああ素敵!!おなのこなら誰しも思うだろう素敵ハウス!!
高台にあるので、ここから観る長崎湾の景色が綺麗でした。昔から造船で栄えた港だけあって、大きなタンカーとかたくさん停まっていて、かっこよかった。

日も落ちて夜ご飯の時間、しかしお腹が減っていなかったので、歩いて中華街まで。
噂には聞いていたけれど、長崎は坂が多い。
本の中でも、外国から来た宣教師が「この街は坂が多い、夏は蝉がうるさくて暑い」と言っているのだけれど、
中華街に行くまでの坂を何本か上っていると、そんなことを思い出させる。今度は是非とも夏に来たいな。

中華街に着くころには2人ともお腹ぺこぺこで、着いて早々、角煮まんを食べ、更には中華食べ放題でたらふく食べた!!もう無理ってくらい!!

この日はちょう充実しており、2人で大満足してホテルに帰りました。前の日は機嫌悪くて一緒に寝たくなかったけど、この日はいっぱい甘えた。そして旅行だったからエロかった。



◆3日目◆
あいにくの雨。大雨。
チェックアウトを済ませ、再び長崎市内へ。原爆資料館に行ってきました。広島に行ったときにも思ったことだけれど、原爆の歴史は、決して敗戦国・被害者として語られるべき歴史ではないと思うし(民間人が犠牲になるという点では御幣があるかもしれないけれど)、被害者は日本人だけではない、更には人間だけではないんだということを、改めて考えさせられる。

ゆっくりと展示を見ていたら2時間くらい経っていて、一路福岡へ。

時間があったので太宰府天満宮に寄りました。またしても日本史オタの私興奮。

飛行機の時間まで福岡の繁華街・天神を散策。
友人に薦めてもらった博多ラーメンを食べ(美味!!)、あてもなく歩いていると、中洲ってところに出ました。風俗街みたいですね、歌舞伎町みたいだった!


福岡の地下鉄の駅。この地下鉄には駅のひとつひとつにこうやってマークがついてて、かわいかったのでつい1枚撮ってしまった!



無計画だった割に、彼とのはじめての旅行は大満足の内に終わりました。彼とももっと仲良くなれた気がするし、よかったよかった^^

配属部署が決まりました。お客様の遺言を管理する部署みたいです。希望していた接客とか窓口とかとは違ったので、というか支店配属を希望していたのにそれも違ったので、なんだか拍子抜けした気分です。

ですが、大事な部署とのことなので、がんばるぞって気持ちがちょっとずつわいてきています。ほんとちょっとずつですけど。

内定をもらってから、業務の種類についての説明会があったのだけれど、そのときに私が今回配属された部署の説明はなかったので存在すら知らなかったので少しばかり不安だというのが正直なところ。しかもそのなんとなくな不安の根源っていうのも、ちゃんとある。

以前のダイアリで、実は夜の仕事を半年ばかりやってましたっていうのがあったと思うのですが、そこのお客さんに私が今度入社する会社のお偉いさんがいて、結構私のことを気に入ってくださってたんです。ママさんにも大丈夫だろうと言われ、実は同じ会社に入社するんですと言ったところ、そのお客さんめちゃくちゃ喜んでくれて。応援するからがんばってって。

しかしながら私も内定者という身だしお客さんとしては少し距離を置いていたわけですね。お食事に行こうと言われてもやんわり断るかんじで。

今思えば、それでそのお客さんの気を損ねさせてしまったのかなって。だから配属希望ことごとく蹴られたんじゃまいか?とか余計なことばかり考えてしまうわけです。実際問題、関係ないって信じてる。そのお客さんがいくら偉いからって、そこまで介入されたらたまったもんじゃないと思うし、そんなことあるわけがないというのも分かってる。でも、不安なんです。正直に言って、本当に不安なんです。でも、このことを知っている友人はごく僅か出し、第一こんな相談人事の方にも親にも誰にも言えないじゃないか。ああだめ、不安がるとキリが無い。
まあ入ってみなければわからないわけだし、実際にどんな仕事が待ってるのかなんて全然分からない、このどうでもいい不安が、入社までに消えてなくなりますように。

昨日、生まれて初めてのホストクラブに行ってきた!!
人生経験で必要と思っていたが機会があればと思っていたくらいなんだが、昨日大学友人マイと韓国料理食べに行ったあと、ノリで行ってしまったよ!!

以下感想
・髪の毛盛ってる男子はもちろん好きじゃないし、そもそもイケメンアレルギーなので心配だったが、かわいい男子いて安心←
・飲み放題2時間1000円ってやばくない?!その辺の居酒屋より遥かに安いし、お話が途切れない彼らのテクがあるので得した感はある
・しかしはまらないなと確信
・1人で来てる女子ってどんなんなんだろうと思い見渡してみたが、いたって普通女子ばかりだった。そこがまたこわかった。


昨日のばんごはん。そういえば最近自炊してなかったなと思って。
コロッケと、即興豆腐チャンプルー

彼の好みはとことんお子さまランチです。

私はお豆腐が食べたかったので、それに彼の好みに合うよう豚バラと卵であえて。味付けは出汁とおしょうゆちょびっと。

「料理うまくなったんじゃない?」と言ってくれたのが嬉しかった!!

旅行のお土産を届けに、東京駅に戻ってきたその足で、彼の家へ。
雪の中、傘もささずにガラガラひいて歩いたため、凍えていると
あっためてあげるといってぎゅってしてくれた。

先日のメールの効果か、ツンデレの彼がとても優しくて甘えてきてくれて、今とっても仲良しです。

神戸大阪旅行

サークル同期のみんなで、神戸・大阪旅行に行ってきました!!お金がないから国内卒業旅行だったけれど、とても楽しかった!!

●1日目 神戸市内

異人館


三宮とか元町のほう。近未来とレトロが混在していて、歴史好きの私としてはうはうはだった!
メリケンパークというところで、阪神大震災の爪あとをそのまま保存していて、そこから友人としばし語り合った。横浜に似ているけれど、横浜では考えないことを考えさせてくれる街。
お昼は神戸牛ステーキを食べました^ω^
全体的に背の低い建物が多く、おもちゃみたいな街。そして神戸の女子はかわいい。

●2日目 大阪

通天閣 初めて上った!!
お昼はこの辺で生まれて初めての串揚げ(超美味!)を食らい、
夜は道頓堀でお好み焼きとねぎ焼き。

大阪は何度か行っているけれど、たこ焼きお好み焼き以外は東京と変わらないだろうというのがイメージで、今まであまり楽しいと思ったことはなかったんです(除USJ)。
でも、今回は団体で行ったせいか、大阪を満喫した!!


●3日目 姫路

世界遺産 姫路城

大奥や私の大好きな暴れん坊将軍なんかの撮影にも使われている通称:白鷺城
その名のとおりとても綺麗なお城で、惚れ惚れとしてしまった。
写真は、天守閣の一番上から見た城内と城下町の風景。この絶景こそ、お殿様の特権だと思った。
京都の二条城とかとは違って、「戦うための城」であった痕跡が随所に見られ、とても参考になる、やはり本物は見るべき。


国内旅行の楽しいところって、昔の日本から、今私たちのいる日本に思考をつなげられるところだと思う。
昔の人はこんな意図があってこれを作ったのだろうけれど、それが今に至るまでに、どんな経緯があったのかとか、想像する行為が大好きだったりする。

サークル同期で行ったということもあって、3日間笑いっぱなしだった!
4月からはバラバラになってしまうけれど、いい思い出ができた。

引越しの準備をしているとき、今まで使っていた歴代の手帳が何冊か出てきた。
片付けがはかどらなくなる理由ナンバーワンって、こうゆうの見始めてしまうからなんだよなあ・・・

手帳には当時付き合っていた人との予定とか、ちょっとした日記みたいなものも書いてあって、とても懐かしい気持ちになった。と同時に、今の彼に私はどんな気持ちで接しているかと考えた。

彼のいい面よりも悪い面を探してしまっているということに気づく。
手帳を読み返して思うことは、少なくとも昔の私はそうではなかったということ。

これではいけないと思った。考えてみれば、Tと付き合っていたとき気持ちの起伏が激しかったのは、これが原因だ。

即彼にメールをした。昔の自分を省みて、私はもっとけんじろに優しくしなきゃって思った、最近の私はどこか変だった、と。

メールはすぐ返ってきて、これからこっちにおいでと言ってくれた。引越しの前日だったのでそれはできなかったが、素直ではない彼のことだ、私が旅行から帰ってくるまで待てないということだったのだろう。

そういえば、私が成人したときに母がくれた「人を思いやり尽くせる人になってください」と書いてあるメッセージカードを、引越しの準備で見つけた。ちょうどけんじろとの仲が微妙なときだったので、妙に心にしみた。
引越しも捨てたもんじゃない。