夜のお店を、辞めました。辞めましたというか正確には、辞めさせられた。

先週はじめから卒論やらなきゃいけなかったりでお店を1週間くらい休んでいて、それに忘年会シーズンがかぶり、「いつの間にか」毎日出勤することになっていた私があてにならない、という理由で、ママさんから「辞めてほしい」とのメールがきて、終了。

こっちとしては学業が本職で夜の仕事はプロでもないわけで、正直勝手にそんなこと言われたのが納得いかず。
でもまあ毎日ストレスしかたまらないし昼しか自由な時間がなかったし、ママさんは「私は学生だ」ってことを理解してると表面上は言っていても明らかに理解を示してくれてない感じだったし、つまりは私を毎日出勤して当たり前の駒みたいにしか思ってくれてなかった感があり、こちらから辞めたいと言う前に辞められて正解だったのかなあと思ってみる。

突然のことだったので、私のお客さんになってくださった人、お世話になったお客さんには一応報告しようと思い、何人かのお客にメールをすると、1人のお客さんが、「使えない女の子ならともかく、どうして君を辞めさせるようなことするんだ納得いかない」という返事をくれた。

単純に嬉しかったのだが、よくよく聞いてみると、突然解雇はママさんの手法なのだという。
確かにママさんはこの年末年始に向けて新しい女の子を入れようとしていたらしいことは知っていたし、それは私が学生だから来れないときの穴埋めだと聞いていたのだが、今思えば私を辞めさせる布石だったのかもしれない。

こんな感じで、言っていることとやっていることに悪い意味でのズレがあるのは、以前から何度もあったし、それでとばっちりをくらったことも何回かある。
半年間続けた中で、ある程度お客さんもついてくれるようになり、ママさんからは看板娘だから卒業してもたまにでいいから来てほしい(実際問題社会ではタブーだが)といつも言われていただけに、何がどうしてこういうことになるのかなと疑念と不信でいっぱいになった。

私は元々夜の仕事なんてしたいと思って入ったわけじゃないし、辞めてしまった今、また夜の仕事やりたいなんて思わないけれど、この仕事を通して、人間って裏じゃなに考えてるか本当にわかんないなということを痛感しました。
別に隠さなくていいところまで隠して、それが当たり前だと思っているママさんやほかの女の子を見ていて、心が疲れたし、もうそういう姑息な空気に触れたくないと思った。あー疲れた。突然暇になったから、今日は家でごろごろしてたよクリスマスだったけど。当分パン屋バイトだけでがんばります。