3月20日

4年間通った大学を、無事卒業しました。これでついに、長い長い『学生』生活が終わります。

正直言って、大学が一番『学生』って意識を感じさせなかった場所だったなあと思うんです。
勉強を強制させるわけでもなく、だけれどもしなくていいはずもなく、
そんなに遊ばなくてもいいじゃないって思われるくらい遊んで、でもこんなに遊んでていいのかっていう不安があったりして、
自分の義務がはっきりしないところが大学だった。

でもそれは違っていて、義務とか決め事なんてものはそもそも存在しなくって、
自分がすべきことは、自分に必要なことは何なのか、それが学問であっても遊びであっても、
そんなことは自分の力で、自分の手で掴み取ってくるものなんだよ!!ということを教えてくれたのが大学だったのだなあと、今更ながら気づかされています。



大学1年の春、6年間通いなれた母校に帰りたくて、悲しみにくれた日々が懐かしい。

「大学でほんとに腹割って話せる友達なんていない」と決めつけた大学2年生、バイトと彼氏と学問に明け暮れた。

サークルで幹部代を努めたことで、一生付き合っていきたい友人ができた大学3年生。
強がりの氷が溶けて、そして就活を通じて、「大学も捨てたもんじゃないな」と思えるくらい信頼できる友人に気付けた大学3年生。

遊びまくった大学4年生。だからこそ、学問の大切さを再確認。



大切な時間をありがとう、申し訳ないくらい雑に過ごしてしまった時期もあったけれど、
逆を言えば大学だったからこそそういう時間すら与えてくれたのだろうし、
雑な時間があったからこそ、後の時間を大切に大切に過ごすことができました、ありがとう。

私は次の世界で何ができるかな。何をゲットできるだろう、恐いけど、すっごく恐いけど、わくわくする。