10月25日

先週末も、Tと会うことができた。
最近ふたりでどこかへ出かけてから(といっても大体スパ)彼の部屋へ行くことが多かったけれど、今日は久しぶりに直帰。Tがいつもよりデレ。

なぜか無性に酔っ払いたい気分で、彼の部屋でお酒を飲みたい!と言ってみた(普段めったにお酒飲みたいなんて言わない)。

付き合いたてのとき、Tは居酒屋でバーテンをやっていて、部屋には常にリキュールがある。彼にお酒を作ってもらうのはたぶん3年ぶりくらい。マンゴーヤンヨーグルトを作ってもらった。
リキュールが少し多かったみたいで、ほろ酔い。彼も久しぶりのお酒に上機嫌で、2人して饒舌になる。
話のテーマが「結婚」になる。Tは付き合っていたときから、私と結婚したいと思ったことはないと言っていたし、それは私も同じだった。「この人と結婚したらどんな生活になるのかなあ」くらいは想像したことはあるが、「結婚したい」と思ったことはない。
よくカップルが「いつか結婚しようね」的なかるーい約束をするのが私もTも理解できないのだ。私もTも、「結婚したい」と思うときは、ものすごく本気のときなんだと思う。

酔った勢いで、「私と結婚したいと思ったことほんとにないの?」と聞くと、「あるよ」と一言。
いつ?と聞く私に、Tは少し黙って、「今年の8月くらい」と答える。

つい最近じゃないか。


他人にさほど関心のないTが、愛情なんてあまり信じていなかったTが、一瞬でも私と結婚したいと思っていくれていたことに、驚きだ。嬉しい。Tと結婚したいとかしたくないとか別に、女として嬉しい。