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Tと別れたあと、高木くんに呼び出され、散歩。
うん、やはり、恋愛の「好き」じゃない。
優しさのかたまりみたいな人なのだけれど、
爽やかな男子とのお付き合いに憧れていたはずなのに、なにが違うんだろう。
客観的に考えて、もし万が一私のうぬぼれが当たっているのなら、独り身なんだから願ってもないチャンスだと思うのに。
やっぱりTのことを心の底で捨てきれない自分がいるのだろうか。
久しぶりに自己嫌悪。
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高木くんと散歩していたら独り暮らししてる後輩くんの家に近づいたので、そのままそいつん家へ。
ぐだぐだとオールしていたらみんな寝てしまった。
なんとなく、今日は高木くんと一緒に帰りたくないなと思って、気づかれないように帰ってきた。なんなんだか。