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- 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
- 発売日: 2001/06/21
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昨日の日記で言及した、映画『ラストエンペラー』
清国最後の皇帝・愛新覚羅溥儀の激動の生涯をドラマチックに描いています。って、こう書くとどこにでもあるお涙ちょうだい映画に感じるかもしれないけれど、どんな表現を使っても伝えきれないくらい、壮絶なんだ、この映画は。
映画音楽を手がけたのは坂本龍一で、自身も甘粕正彦役として出演。
とてつもなく広い紫禁城の中で、自分が清という国の中心にいるという孤独。
日本軍に利用されていると知りながら、満州という偽りの国の中心にいるという孤独。
愛した人が精神を侵されていく孤独。
壮絶で、壮大で、観ているだけでその時代の迫力に圧倒されてしまうのだけれど、どこか寂しい。まるで、主人公・溥儀自身の心を映しているみたいに。
すごく印象的なシーンは溥儀と奥さんの初夜のシーンなんですが、
1番好きなシーンはラスト。紫禁城が重要な役割を果します。
最後は感動して泣いちゃう