きのうのモヤモヤなんて、寝たら忘れちゃう。

地元の初彼に抱いてたモヤモヤなんて、すぐ忘れてしまったみたい。
彼は、指輪をしていた。右手の薬指。この間会ったときはしていなかった、きっと大切な誰かのための場所。

それを思い出したとき、胸の中からスゥーっとモヤモヤしてた何かが抜けていく気がした。

そうなんだ、幸せなんだねって。よかったよかった、って。

何年かかってもいい。きっとまた、前みたいに仲のいい友達に。