※気分を害される方がいたら、ごめんなさい。でも私はそんなつもりで書いたのではないということを、ご理解頂きたいです。




プライドが、あった。
私は中学も高校も私立に通ってて、きっとそれなりに教育環境のいい所で育ってきた。*1
大学も運良く現役で合格する事ができ、他人に言ってもそんなに恥かしくはない所に入学することができた。
だから、就職先だって、大卒にしかできない仕事が出来る所がいい。そう思っていた。
だから、アルバイトで続けてきたアパレル業界を避けた時期があった。まだ、就活を始めたばかりの頃だ。
寝ても覚めても金融金融言っている私を見て、私の事を知る友人達は、「言ってる事とやってる事が違うじゃない」と軽蔑したかもしれない。

就活を進めれば進めるほど、気付く。

「ほんとうにやりたいことはなに?」

自問しても、答えにはいつも靄がかかる。
一息ついて、わかったことがある。

アパレル、受けたい。

人と直接関わる仕事がしたいと思ってきた。人から信頼を得る事で人を幸せにできる仕事がしたいと思ってきた。だから、金融業界だって思った。勿論金融はこれからも受け続ける。でも、避けてきたもう1つの道を、もう1度振り返ってみようじゃないか。
服が好き。私は、服が好きな女の子を、男の子を、幸せにしたいんだ。お気に入りの服を着て、デートや大切な日を迎える人たちを、見守りたいんだ。服が好きだから。

*1:ある人はそれを『温室』と言うが、私はそうは思わない。